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2024年建築業界材料費高騰化問題
当製品はステンレスの高騰化にメスを入れる商品となっており、従来のステンレスに比べて20-30%コストカットが可能
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以下引用元:製造マネジメントニュース
大同特殊鋼は2024年2月5日、全ての顧客向け構造用鋼、ばね鋼、軸受鋼およびステンレス鋼を対象に、2024年2月契約分からトン(t)当たり1万円以上の値上げを実施すると発表した。
近年、世界的なインフレーションの継続と堅調な需要を背景に、特殊鋼の主原料である鉄スクラップや各種資材の価格は高止まりが続いている。さらに、労務費や外注費、「物流2024年問題」に伴う輸送費の上昇が避けられず、今後もさらなるコストの上昇を想定せざるを得ない状況になっているという。
そこで、大同特殊鋼は需要家各社へ継続的な安定供給を行うためにも、再生産可能な価格水準への是正が必要と判断し、ロールマージンの改善も含め、2024年2月契約分からt当たり1万円の値上げを実施する。製造プロセスなどの違いにより、コストの上昇が大きい対象については、t当たり1万円以上の値上げを行う。
なお、今後も鉄スクラップや合金鉄などの原料市況、エネルギーや諸資材価格の変動、労務費、輸送費などの上昇、また為替の影響についても注視し、それらの状況によりましては、さらなる価格の見直しを行う可能性がある。